ノーマン・マクラレン作品 (39)
Pinscreen (1973)
約40分。カラー、サウンド、16ミリ。
「禿山の一夜」(1933)で有名なアニメーション作家アレクサンドル・アレクセイエフが講習会で彼発明のピン・スクリーンによるアニメ制作を説明している様子を撮影したもの。一般公開用ではないらしく、単に記録している程度。彼の素晴らしい作品が出てくるのは終わりのほうで、最初に出てこないから、ピン・スクリーンによってどんな作品ができるのかわからなくて、ずっともどかしい思いをしていました。最初に彼の作品の断片を少しでも見せてくれていれば、もっと興味がわいたのに。ピン・スクリーンがどんなものかは、キネ旬の「世界映画人名事典・監督(外国)編」で森卓也さんが次のように書いています。「無数のピンを立てた板面に斜から光をあて、ピンの高低を加減するとピンの影による明暗が微妙に変化する。で、その濃淡のトーンで絵を作る、というもの。それを小さなローラーなどで押して少しずつ変化させながら一コマ撮影をしてアニメイションにする。」相当な手間と根気がいるようで、「禿山の一夜」以外でピン・スクリーンを使用しているのは三作だけということです。こういうことを知って、あらためて見れば、もっと興味がわきそうですが、そこまでの興味なし。
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