2018年10月11日 (木)

1985年9月第4週に鑑賞した映画

9月24日(火) 日曜日が待ち遠しい (飯田橋佳作座)
9月24日(火) 気狂いピエロ (飯田橋佳作座) 
9月25日(水) パッション (高田東映パレス)
9月25日(水) カルメンという名の女 (高田東映パレス)
9月25日(水) スカートをはいた中尉さん (テレビ東京)
9月27日(金) サハラ戦車隊 (テレビ朝日)
9月28日(土) 河内山宗俊 (大井武蔵野館)
9月28日(土) 人情紙風船 (大井武蔵野館)
9月28日(土) 丹下左膳余話・百万両の壺 (大井武蔵野館)

トリュフォーの最後の作品とゴダールの旧作の二本立て、ゴダールの新しめの作品の二本立て、さらにゴダールが好きそうなフランク・タシュリンの1956年のコメディ「スカートをはいた中尉さん」。トム・イーウェルとシェリー・ノース主演で、戦争の英雄だった男が再志願したら検査ではねられ、奥さんのほうが合格して入隊したので、彼女にくっついてハワイに行く話。タシュリンは、このあと「女はそれを我慢できない」「成功はロック・ハンターをスポイルするか」「底抜け楽じゃないです」といった快作を飛ばしますが、これは平日の朝にテレビの吹き替えで見たからか、いまいちパッとしませんでした。これを見てからゴダールの二本立てを見に行ったのかな?

「サハラ戦車隊」は、ゾルタン・コルダ監督、ハンフリー・ボガート主演の1943年の白黒戦争映画で、日本で公開されたのは1951年。ボガート隊長の部下に、私の好きなダン・デュリエがいるんだけど、砂嵐でどれがダン・デュリエがよくわからない。戦闘よりも水を探すことのほうが強く印象に残る。ボガート所属のワーナーではなく、コロンビア映画。

あとは山中貞雄の三本立て。この三本ぐらいしか残存していないらしい。「丹下左膳余話・百万両の壺」は傑作コメディ。

Yamanakasadao

2018年10月10日 (水)

1985年9月第3週に鑑賞した映画

9月16日(月) モンタレーポップ (レンタル)
9月17日(火) オペラは踊る (八重洲スター)
9月17日(火) マルクス一番乗り (八重洲スター)
9月20日(金) カリフォルニアスイート (テレビ朝日)
9月20日(金) 都会の空の用心棒 (テレビ東京)

モンタレー・ポップ・フェスティバルは1967年6月16日(金)から18日(日)まで行われたコンサートで20万も動員したのに、D・A・ペネベイカーのが16ミリで即興的に作ったからか、1969年の「ウッドストック」の大画面より、はるかに小規模なコンサートに見えます。上映時間もウッドストックの半分の1時間半もない。映画に出てくるのは、ママス&パパス、サイモンとガーファンクル、ジェファーソン・エアプレーン、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー(ジャニス・ジョプリン)、アニマルズ、フー、オーティス・レディング、ジミ・ヘンドリクスら。50周年記念なのか、昨年クライテリオンからブルーレイ三枚組が発売され、オーティス・レディングとジミ・ヘンの出演場面だけのものとか、アウトテイクなどが収められています。

マルクス兄弟は別の機会にゆずるとして、1978年の「カリフォルニア・スイート」。高級ホテルに宿泊するカップルたちのコメディ。ジェーン・フォンダとアラン・アルダ、マギー・スミスとマイケル・ケイン、ウォルター・マッソーとエーレン・メイ、リチャード・プライヤー、ビル・コスビーと各々の妻ら。ニール・サイモン脚本で、ハーバート・ロス監督。この作品でアカデミー助演女優賞を獲得したマギー・スミスは、すでに1969年の「ミス・ブロディの青春」で主演女優賞を獲得しており、両方を獲得したことのある女優としては、ヘレン・ヘイズ、イングリッド・バーグマンに次いで三人目で、メリル・ストリープ、ジェシカ・ラング、ケイト・ブランシェットが続く。

「都会の空の用心棒」は1960年の小林旭主演作で、共演は浅丘ルリ子、監督は野村孝。

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2018年9月23日 (日)

1985年9月上旬に鑑賞した映画

第1週

9月02日(月) 夜叉 (新宿ヴィレッジ2)
9月03日(火) 小早川家の秋 (池袋文芸地下)
9月03日(火) 父ありき (池袋文芸地下)

第2週

9月09日(月) パリ・テキサス (新宿文化シネマ1)
9月10日(火) キリング・フィールド (新宿ピカデリー)
9月14日(土) クライム・オブ・パッション (東映ホール1)

「夜叉」は、健さんとビートたけしの共演ということで、ロードショーで見るぐらい期待したけど、期待したほどは面白くなかった。

小津安二郎が戦中に作った「父ありき」は、状態の悪いフィルムで、音も聞きとりづらかったです。

第2週はすべてロードショー。このころ、カネ回りがよかったのか、鑑賞券を買うと割安になることを知ったのか。有名な二本は割愛して、題名だけだとピンとこない「クライム・オブ・パッション」について。調べてみたら、ケン・ラッセル監督で、キャスリーン・ターナー主演で、音楽はリック・ウェイクマンでした。「いちご白書」や「ウィラード」のなつかしいブルース・デイビソンも出ているし、アンソニー・パーキンスも出ている。嗚呼、しかし、残念なるかな、何も思い出せない。

2018年9月 4日 (火)

1985年9月に鑑賞した映画 (概観)

第1週

9月02日(月) 夜叉 (新宿ヴィレッジ2)
9月03日(火) 小早川家の秋 (池袋文芸地下)
9月03日(火) 父ありき (池袋文芸地下)

第2週

9月09日(月) パリ・テキサス (新宿文化シネマ1)
9月10日(火) キリング・フィールド (新宿ピカデリー)
9月14日(土) クライムオブパッション (東映ホール1)

第3週

9月16日(月) モンタレーポップフェスティバル (レンタル)
9月17日(火) オペラは踊る (八重洲スター)
9月17日(火) マルクス一番乗り (八重洲スター)
9月20日(金) カリフォルニアスイート (テレビ朝日)
9月20日(金) 都会の空の用心棒 (テレビ東京)

第4週

9月24日(火) 日曜日が待ち遠しい (飯田橋佳作座)
9月24日(火) 気狂いピエロ (飯田橋佳作座) 
9月25日(水) パッション (高田東映パレス)
9月25日(水) カルメンという名の女 (高田東映パレス)
9月25日(水) スカートをはいた中尉さん (テレビ東京)
9月27日(金) サハラ戦車隊 (テレビ朝日)
9月28日(土) 河内山宗俊 (大井武蔵野館)
9月28日(土) 人情紙風船 (大井武蔵野館)
9月28日(土) 丹下左膳余話・百万両の壺 (大井武蔵野館)

2018年8月26日 (日)

1985年8月に鑑賞した映画 (その3)

第4週

8月26日(月) ニッポン無責任時代 (松竹シネサロン)
8月26日(月) クレージーの花嫁と七人の仲間 (松竹シネサロン)
8月26日(月) 殺意の香り (早稲田松竹)
8月27日(火) 峠を渡る若い風 (テレビ東京)
8月27日(火) 転校生 (飯田橋ギンレイホール)
8月27日(火) さびしんぼう (飯田橋ギンレイホール)
8月29日(木) 地下鉄のザジ (大井町)
8月29日(木) 恋人たち (大井町)
8月30日(金) 北海の叛乱 (テレビ東京)

松竹シネサロンって別の会社の映画も上映してたんだ!クレージーキャッツは他社出演もあったけど、すぐに東宝専門になり、「ニッポン無責任時代」は記念すべき植木等の一作目。「クレージーの花嫁と七人の仲間」は1962年に公開されたクレージーキャッツ唯一の松竹主演作で(たぶん)、グループとしての事実上の第一作目(次の「クレージー作戦・先手必勝」からは東宝)。題名が「略奪された七人の花嫁」というアメリカのミュージカル映画を思い起こさせます。さっぱり記憶ない。番匠義彰監督で、高千穂ひづる、倍賞千恵子、淡路恵子、峯京子、伴淳三郎、高橋とよ、飯田蝶子、水原浩、青島幸男、世志凡太ら共演。松竹は相性が悪かったのか?

「殺意の香り」はロバート・ベントン監督のミステリー。ベントン監督はトリュフォーのファンだから、必然的にヒッチコックのファンだろう。ロイ・シャイダー、メリル・ストリープ主演ということもあって期待したんだけど、期待したほどは面白くなかった記憶しかない。撮影はロメールやトリュフォー作品でおなじみのネストール・アルメンドロス。ベントン監督は、この前後の「クレイマー、クレイマー」や「プレイス・イン・ザ・ハート」のようなドラマのほうが得意なのか?

「峠を渡る若い風」は最近再見しました。8月20日にフェイスブックで次のように書いています。

英国の鈴木清順初期作品集は第一弾が青春映画で、第二弾が犯罪映画。昨日は第一弾から「峠を渡る若い風」(1961)を拝見。和田浩治と清水まゆみ共演の一連の作品のひとつで、風来坊の大学生が旅芸人の一座と行動をともにする話。一座が荷台に乗ったトラックがガードレールのない未舗装の山道を飛ばす風景だけで絵になります。森川信と初井言栄の夫婦が中心のマジックショーが古臭くてどうしようもなく、お色気を加えろと興行主から言われる。私も同感。ラテン風の音楽にのせて星ナオミが踊り、それに清水まゆみが加わると、もう目が釘づけ。清水まゆみって声が好きだし、小柄な身体も顔も引き締まっていて、全体的にキビキビしてて、見てて気持ちいい。金子信雄が一宿一飯の恩義で一座の一人を殺すためにウロウロしている一匹狼なんだけど、意外といい人なのが面白い。もう一人目を引くのが一座にいる15歳ぐらいの元気で可愛い子で、刈屋ヒデ子という数年間活躍した女優さんらしい。

「転校生」と「さびしんぼう」は、「時をかける少女」とともに、大林宣彦監督の尾道三部作。「転校生」と「時をかける少女」は好きだけど、「さびしんぼう」はそれほどでもなかった記憶しかない。富田靖子主演。

ルイ・マル二本立ては今回パス。でも、この二本を映画館で見たことがあるなんて、チットも記憶にない。

「北海の叛乱」は渡辺邦男監督の新東宝映画で、上原謙、藤田進、二本柳寛、安西郷子、久慈あさみ、高田稔、久保菜緒子、高島忠夫ら出演。捕鯨船をめぐる壮大なドラマらしいけど、これも記憶にない。

2018年8月25日 (土)

1985年8月に鑑賞した映画 (その2)

第3週

8月19日(月) いとしのクレメンタイン (早稲田松竹)
8月20日(火) 地獄の対決 (テレビ東京)
8月21日(水) 影法師捕物帖 (テレビ東京) 
8月22日(木) 妖婆・死棺の呪い (大井ロマン)
8月22日(木) バスケットケース (多いロマン)
8月24日(土) イギリスのSL発達史 (有楽町そごう・映像カルチャーホール)
8月25日(日) リオの男 (テレビ神奈川)

「いとしのクレメンタイン」はジョン・フォードの「荒野の決闘」のこと。リバイバル時に現代どおりの題名になりましたが、「荒野の決闘」のほうがしっくりきます。1946年の白黒の20世紀フォックス作品。ワイアット・アープがヘンリー・フォンダ、ドク・ホリデイがビクター・マチュア、クライトン一家のボスがウォリター・ブレナン。女優陣はリンダ・ダーネル、キャシー・ダウンズら。日本では1947年に公開され、キネ旬ではヒッチコックの「断崖」に次ぐ2位。

「地獄の対決」は1953年のロイ・ワード・ベイカー監督、ロバート・ライアン、ロンダ・フレミング主演の。原題は Infernoで、20世紀フォックス作品。さっぱり思い出せない。実業界の大物ライアンが足の骨を折り、妻とその恋人によって砂漠に取り残される話らしい。地味そうな作品なんだけど、オリジナルは3Dでテクニカラーでステレオだそうです。

「影法師捕物帖」は中川信夫監督の1959年の新東宝作品。嵐寛寿郎の三百本記念映画だそうな。

「妖婆・死棺の呪い」はソ連の1967年のホラー映画。テレビでしか見たことないと記憶してたんだけど、ちゃんと映画館で上映されたんだねえ。また、見たくなりました。日本盤のDVDやブルーレイが入手しやすいようです。

その併映が「バスケットケース」というアメリカの1982年のホラー映画。男が持ち歩くバスケットケースに入っているのはシャム双生児の片割れで、分離手術時に彼を殺そうとした医師たちに復讐しようとする話。コメディ風味らしい。

有楽町そごうの上のほうにあった映像カルチャーホールは、いつもガラガラで、真夏に涼むのにちょうどよかったんじゃないかなあ。「イギリスのSL発達史」はちゃんとしたドキュメンタリー作品か?いやいや、次の作品で構成された特集でした。「鉄道150年」(1975)、「ロコモーション」(1975)、「夜行郵便」(1935、ジョン・グリアソン監督)、「エリザベス特急」(1954)、「青い豪華列車」(1960)、「終着駅」(1961、ジョン・シュレシンジャー監督)、「レール」(1967)、「ブラック・ファイブ」(1968)。この手のものでは British Transport Film Collection というDVDのシリーズが1ダースほど発売されています。

フィリップ・ド・ブロカ監督、ベルモンド、フランソワーズ・ドルレアック主演の1964年のアクションコメディ。70年代の初めごろテレビで三度見て、今回は10年ぶり。

1985年8月に鑑賞した映画 (その1)

第1週

8月06日(火) 担え銃 (NHK教育)
8月07日(水) 犬の生活 (NHK教育)
8月09日(木) キッド (NHK教育)
8月09日(木) 給料日 (NHK教育)
8月10日(金) きけわだつみの声 (テレビ東京)

うっかりしていると来月になってしまう!夏休みの特集だったのか、夜9時台に短編や中編のチャップリン作品を放映していました。高校のころ、チャップリンやキートンのリバイバル上映があって、私は断然キートン派だったけど、このころからチャップリンも悪くないなと思い始めました。死ぬまでに、入手できるチャップリン全作品を読破というか観破してみたい。それまで待たれよ!

「きけわだつみの声」は、終戦日が近かったから放映したのか。戦没学生たちの手記をもとにしているらしい。1950年の東映作品で、関川秀雄監督、伊豆肇、沼田曜一、原保美、河野秋武、信欣三ら出演。

第2週

8月13日(火) ストップ・メイキング・センス (吉祥寺バウハウスシアター)
8月13日(火) 地獄で眠れ (新宿ローヤル)
8月14日(水) スペースバンパイア (新宿オデオン)
8月15日(木) フレンジー (ビデオ)
8月16日(金) エクソシスト (フジ)
8月17日(土) 三つ数えろ (ビデオ)

素っ飛ばさないと来月になってしまう!ヒッチコックの「フレンジー」、有名な「エクソシスト」、ハワード・ホークス監督、ハンフリー・ボガート主演の「三つ数えろ」は今回は割愛。

「ストップ・メイキング・センス」は、デビッド・バーンのでかいジャケットが印象的なトーキングヘッズのライブ映画。彼らのライブアルバムとしては、同名アルバムよりも、少し前の「The Name of This Band Is Talking Heads」のほうが良いらしい。そんなアルバムがあったのか!

「地獄で眠れ」は、J・リー・トンプソン監督、チャールズ・ブロンソン主演のアクション映画。この二人は何本一緒に作っているのだろう。9本も作っているそうです。

  1. セント・アイブス St. Ives (1976) ジャクリーヌ・ビセット
  2. ホワイト・バッファロー The White Buffalo (1977)
  3. 太陽のエトランゼ Caboblanco (1980)
  4. 殺人鬼 10 to Midnight (1983)
  5. 地獄で眠れ The Evil That Men Do (1984)
  6. 必殺マグナム Murphy's Law (1986)
  7. バトルガンM‐16 Death Wish 4: The Crackdown (1987)
  8. メッセンジャー・オブ・デス Messenger of Death (1988)
  9. 禁じ手 Kinjite: Forbidden Subjects (1989)

「スペースバンパイア」は、「悪魔のいけにえ」のトビー・フーバー監督で、けっこう期待したんですけど、期待ほど面白くなかったです。原題は Lifeforce っていうのか。マチルダ・メイってなんか聞いたことある名前。

2018年8月 1日 (水)

1985年8月に鑑賞した映画 (概観)

第1週

8月06日(火) 担え銃 (NHK教育)
8月07日(水) 犬の生活 (NHK教育)
8月09日(木) キッド (NHK教育)
8月09日(木) 給料日 (NHK教育)
8月10日(金) きけわだつみの声 (テレビ東京)

第2週

8月13日(火) ストップ・メイキング・センス (吉祥寺バウハウスシアター)
8月13日(火) 地獄で眠れ (新宿ローヤル)
8月14日(水) スペースバンパイア (新宿オデオン)
8月15日(木) フレンジー (ビデオ)
8月16日(金) エクソシスト (フジ)
8月17日(土) 三つ数えろ (ビデオ)

第3週

8月19日(月) いとしのクレメンタイン (早稲田松竹)
8月20日(火) 地獄の対決 (テレビ東京)
8月21日(水) 影法師捕物帳 (テレビ東京) 
8月22日(木) 妖婆・死棺の呪い (大井ロマン)
8月22日(木) バスケットケース (多いロマン)
8月24日(土) イギリスのSL発達史 (有楽町そごう・映像カルチャーホール)
8月25日(日) リオの男 (テレビ神奈川)

第4週

8月26日(月) ニッポン無責任時代 (松竹シネサロン)
8月26日(月) クレージーの花嫁と七人の仲間 (松竹シネサロン)
8月26日(月) 殺意の香り (早稲田松竹)
8月27日(火) 峠を渡る若い風 (テレビ東京)
8月27日(火) 転校生 (飯田橋ギンレイホール)
8月27日(火) さびしんぼう (飯田橋ギンレイホール)
8月29日(木) 地下鉄のザジ (大井町)
8月29日(木) 恋人たち (大井町)
8月30日(金) 北海の叛乱 (テレビ東京)

2018年7月26日 (木)

1985年7月に鑑賞した映画 (その3)

7月20日(土) 吶喊 (テレビ東京)
7月27日(土) ミーンストリート (ビデオ)

「吶喊」は岡本喜八監督の1975年の時代劇でATG作品。岡田裕介のプロデュース兼主演で、ほかに伊藤敏孝、高橋悦史、伊佐山ひろ子ら。吶喊(とっかん)というのは、突撃の前に大きく張り上げる叫び声のこと。幕末の戦いに巻き込まれた若者たちの話。

「ミーン・ストリート」は1973年のマーティン・スコセッシ初期作品。レンタルビデオで鑑賞。日本では劇場未公開だと記憶していましたが、今調べたら1980年に公開されていました。ハーベイ・カイテルやロバート・デニーロらのチンピラたちの汚い生活を描いているんだけど、なつかしい音楽が印象的。出だしのロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」からゴキゲン。ほかにストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「テル・ミー」、マーベレッツの「プリーズ・ミスター・ポストマン」、デレク&ザ・ドミノズの「アイ・ルックド・アウェイ」など。

2018年7月25日 (水)

1985年7月に鑑賞した映画 (その2)

7月02日(火) 海辺のポーリーヌ (有楽スバル座)

1985年の今ごろ日本で劇場公開されたエリック・ロメールの1983年の「海辺のポーリーヌ」は、たぶん日本で正式に公開された初めての長編だと思う。彼の長編10作目で、「喜劇と格言劇」シリーズ全6作の3作目。この作品の格言は「言葉多き者は災いのもと」らしい。題名からすると15歳のポーリーヌが主人公のようですが、共感できる主人公が登場するほかのロメール作品と比べると、特に彼女の視点から描いているわけではなく、6人の登場人物が客観的に描かれています。そのぶん、自分の思い入れが希薄な作品です。夏のリゾート地に三人の男と二人の女から成る仲間がいて、売り子の女性もからみ、ちょっとした浮気のようなものがあり、その女好きの男が特に責められるわけでもなく、むしろ注意を促した男のほうが馬鹿をみるというような、ちょっと複雑な話。ネストール・アルメンドロスによる35ミリのカラー作品。

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