フィルムノワール入門 (29)
昨日は「徹子の部屋」で矢口真里を見て、今日は「ごきげんよう」で圭ちゃんを見て、ミヤネ屋で中澤姉さんの熱愛報道を見ました。なつかしや市井紗耶香が日中合作映画に主演したらしく、その記者会見で中澤姉さんの熱愛報道について聞かれていました。福田明日香もバンドで活動しているらしい。和田マネージャーもお変わりなく。しかし、これからは工藤だな。
Andrew Spicer "Film Noir" (2002, Longman)
(先週金曜の続き)
第3章「フィルムノワールのスタイル」の最後を飾るのはオーソン・ウェルズの「黒い罠」(1958, Touch of Evil)。アメリカでは3つのバージョンが収録された2枚組DVDが発売されているのですね。劇場公開版、よりウェルズの意向に近づけた1985年の版、さらにウェルズの意向に近づけた1991年の版の3つ。
で、アンドリュー・スパイサーは2ページにわたって詳細に「黒い罠」を説明しているのですが、今回は省略させてください。Silver と Ward の "Film Noir: An Encyclopedic Reference to the American Style" (1993) にも載っているので、この作品単独でいつか書くことにします。ま、私が書かなくても、インターネット上で多くの識者が論じているはずです。
「黒い罠」は、公開時、混乱させるし、芸術品まがいだと判断されたようです。ユニバーサルは1958年前半に損失を出して神経質になっていたので、あまり宣伝しなかったし、公開された劇場も少なかったそうです。全体的にフィルムノワールの重要性はフランスで認められることが多く、「黒い罠」も1959年から1960年にかけて2年間上映されました。アメリカではゆっくりと評価されていき、今ではカルト映画の傑作とされています。1975年にディレクターズ・カットが発見されて、1958年にユニバーサルが公開した95分のものより12分長いものでした。私が10年ほど前に購入したアメリカのVHSは108分あるので、これでしょうかね。これは、上述の2枚組では1985年のバージョンと同じなんでしょうかね。よくわからないので、2枚組が欲しくなりました。VHSは字幕がないので、話もよくわからないし。
メキシコとの国境にある町が舞台で、悪徳警察署長オーソン・ウェルズと麻薬捜査官チャールトン・ヘストンが対立し、ヘストンの妻ジャネット・リーが悲惨な目に会い、ヘストンが復讐するというような話。撮影ラッセル・メティ、音楽ヘンリー・マンシーニ、他の出演者はアキム・タミロフ、マレーネ・ディートリッヒら。監督・脚本オーソン・ウェルズ。ウィット・マスターソン原作。
次回からは第4章「テーマと物語戦略」。
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コメント
「黒い罠」は私も大好きな映画です。
米国版の2枚組DVDも国内版DVDも持っていますが、VHSの国内版も持っていますw
DVDだけ観ていると全然気にならずに面白さにのめり込んでしまうのですが、
VHSを観ると元はスタンダードサイズなんですね。
DVDは国内米版ともにヴィスタサイズです。
ウェルズが撮影時どちらをイメージして撮っていたか分かりませんが、
比べて観るとスタンダードの方が私にはしっくりきますし、
絵に迫力を感じてしまいます。
それと画質は国内版DVDより米盤はずっと良いですよ。
もしDVDでスタンダードサイズのものが発売されたら、
やっぱり迷わず買ってしまうと思います(笑)
投稿: 白い蓮 | 2011年11月 1日 (火) 01時36分
じゃあ「黒い罠」の米盤2枚組を購入します。ジョセフ・ロージーの "The Prowler" (密行巡査)というのも気になるので、一緒に注文するつもりです。
投稿: 粟村 | 2011年11月 1日 (火) 07時27分