1976年の映画鑑賞記録を早めに終えて、今年の残りはノーマン・マクラレンに専念しよう。
12月28日(火) ラスト・コンサート (福山大黒座) 2点
12月28日(火) カサンドラクロス (福山大黒座) 4点
01月01日(土) オーケストラの少女 (NHK教育) 4点
01月02日(日) 白銀のレーサー (テレビ新広島) 4点
01月02日(日) 格子なき牢獄 (NHK教育) 4点
田舎に帰って、福山市の本通りワキの洋画一般封切館で二本立てを見る。「ラスト・コンサート」はヒットした映画だった気がするのですが、余命いくばくもない若い女性の話がいつの時代でも女性を引きつけるのか、テーマ曲が良かったからか。IMDb で調べたら、1976年のイタリア映画で、日本との共同製作になっています。どうも日本ヘラルドがからんでいるらしい。主演のパメラ・ビロレージはまあまあ可愛かったけど、相手役の中年男性リチャード・ジョンソンが地味すぎる気がしました。
同じ1976年の「カサンドラクロス」は、見る何日か前に街を歩いていると、「カサンドラクロスは半分死んで、半分生きるんだ」という声が耳に飛び込んできて、「結末をしゃべりやがって」という気持ちでした(これから見ようという人も、「結末をしゃべりやがって」という気持ちでしょう)。IMDb によれば、ソフィア・ローレン、リチャード・ハリス、マーティン・シーン、OJシンプソン、ライオネル・スタンダー、イングリッド・チューリン、リー・ストラスバーグ、エバ・ガードナー、バート・ランカスター、ジョン・フィリップ・ロー、レイモンド・ラブロック、アリダ・バッリらが出演していますが、オールスターキャストと言うには珍しい人が多いですね。イギリス、西ドイツ、イタリアの合作映画になっています。監督はジョージ・P・コスマトス、音楽はジェリー・ゴールドスミス。どんなお話かというと、アメリカがひそかに研究していた細菌に汚染されたゲリラがヨーロッパ横断列車に乗りこんだので、アメリカが列車ごと消しちまえというもので、その列車に乗り合わせていた医師リチャード・ハリスと元妻ソフィア・ローレンが奮闘して、細菌の予防法を発見して、列車の破壊を食い止めようとするが、結局、先ほど述べた結末に至るわけです。4点つけているから楽しめたのでしょう。
「オーケストラの少女」は、ヘンリー・コスタ監督、ディアナ・ダービン主演の善意あふれる1937年のユニバーサル映画です。ディアナ・ダービンは少し前に彼女の作品が数本収められたボックスセットを購入して、期待以上に楽しめたのですが、当初収録されていると思っていた「オーケストラの少女」が入っていなくて、ホッとしました。あまりに善意があふれると白けるので。でも、4点つけているから、このときは面白かったのでしょう。
「白銀のレーサー」は、「がんばれ!ベアーズ」のマイケル・リッチー監督が1969年にロバート・レッドフォード主演で作ったスポーツものです。マイケル・リッチー監督は、試合には勝ったけど、そこに至るまでの苦い経験を考えると素直に喜べないという主人公を描くのが得意で、同じレッドフォード主演の1972年の「候補者ビル・マッケイ」もそうでした。
「格子なき牢獄」は、1938年のレオニード・モギーのフランス映画で少女感化院が舞台のドラマ。キネ旬のヨーロッパ映画作品全集によれば、この作品でコリンヌ・リュシエールが一躍スターになったが、その後ナチ高官の妾になり、戦後獄中で病死したとか。
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