2017年10月21日 (土)

1984年10月第3週に鑑賞した映画

10月15日(月) ライトスタッフ (新宿グランドオデオン)
10月16日(火) パリところどころ (渋谷パルコ3)

フィリップ・カウフマン監督の「ライトスタッフ」は、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」に次いで、この年のキネ旬2位。初期の宇宙飛行士たちが英雄となるのを皮肉っぽく描いた作品。学歴がないために宇宙飛行士になれなかったが、音速の壁は破ったチャック・イェーガーを演じるサム・シェパードがカッコよかったです。

「パリところどころ」は1965年のフランス映画で、6名の監督によるオムニバス。ジャン・ダニエル・ポレ、ジャン・ルーシュ、ジャン・ドゥーシュ、エリック・ロメール、ジャン=リュック・ゴダール、クロード・シャブロルの6名。出色だったのはジャン・ルーシュ監督がワンショットで描いたドラマ「北駅」で、この年のカイエ・デュ・シネマ誌では、このエピソードが単独で4位に。次いで、ロメールの「エトワール広場」が16位、シャブロルの「ラ・ミュエット」が21位、ゴダールの「モンパルナスとルヴァロア」が28位。

2017年10月12日 (木)

1984年10月第1週に鑑賞した映画

10月03日(水) 侍 (池袋文芸地下)
10月03日(水) 赤毛 (池袋文芸地下)
10月06日(土) 日本侠客伝・花と竜 (新宿昭和館)
10月06日(土) 遊侠列伝 (新宿昭和館)
10月07日(日) 実験生活720時間 (四谷三丁目イメージフォーラム)

このころビクターのビデオカメラを購入したのでイメージフォーラムにビデオ日記のようなものを見に行ったのでしょう。720時間は上映時間じゃなくって、一か月の時間だから、ひと月の出来事を適度な長さに編集したものでしょう。作者の名前は忘れました。

「侍」と「赤毛」は岡本喜八監督の1965年と1969年の東宝映画。60年代初期の作品ほど面白かった記憶がないのは、三船プロ制作で、三船敏郎主演だから、自由に作れなかったからかも。「侍」は岡本監督初の時代劇らしい。水戸浪士による桜田門外の井伊大老暗殺を扱った作品。「赤毛」は江戸から明治に変わった時代に活躍した赤報隊のメンバーを描いた作品。赤毛や白毛のかつらをかぶった部隊がいたらしい。

「日本侠客伝・花と竜」は、シリーズ11作のうち1969年の9作目。この作品まですべてマキノ雅弘監督。星由里子、藤純子、天津敏、上田吉二郎、水島道太郎ら出演。

東映のオールスターキャストの「列伝」ものは1968年から1971年まで5作あります。小沢茂弘監督の「遊侠列伝」は1970年の4作目。健さん、浜木綿子、天津敏、遠藤辰雄、玉川良一、鳳啓助、京唄子、由利徹、嵐寛寿郎、藤山寛美、藤純子ら出演。オールスター感はさほどしない。

2017年10月 7日 (土)

1984年10月に鑑賞した映画 (概観)

10月03日(水) 侍 (池袋文芸地下)
10月03日(水) 赤毛 (池袋文芸地下)
10月06日(土) 日本侠客伝・花と竜 (新宿昭和館)
10月06日(土) 遊侠列伝 (新宿昭和館)
10月07日(日) 実験生活720時間 (四谷三丁目イメージフォーラム)

10月15日(月) ライトスタッフ (新宿グランドオデオン)
10月16日(火) パリところどころ (渋谷パルコ3)

10月25日(木) 赤い影 (飯田橋佳作座)
10月25日(木) サイコ2 (飯田橋佳作座)
10月26日(金) ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (新宿プラザ)
10月27日(土) 国際ビデオ作品展 (原美術館)
10月??    ロベレ将軍 (テレビ東京)
10月28日(日) 国際ビデオ作品展 (原美術館)
10月28日(日) 必死の逃亡者 (NHK教育)
10月28日(日) 刑事キャレラ・10+1の追撃 (テレビ東京)

10月29日(月) 都会の夏 (ドイツ文化センター)

2017年9月29日 (金)

1984年9月に鑑賞した映画 (感想)

9月1日に掲載したリストからゴダール、007、サタジット・レイ、ベルトリッチ、岡本喜八、ジョン・ヒューストンという有名どころは割愛するとして、ちょっと思い出せない映画三本について。

9月11日(火) サン・スーシの女 (テアトル新宿)
9月11日(火) 海辺のホテルにて (テアトル新宿)
9月18日(火) 恐怖のマンハント (テレビ東京)

「サン・スーシの女」
サン・スーシはベルリンの近くで、宮殿が有名らしい。1982年のフランスと西ドイツの合作映画で、ロミー・シュナイダー、ミシェル・ピッコリ主演。世界人権擁護委員がナチスによる苦い経験を回想する映画らしい。ジョルジュ・ドルリュー音楽。

「海辺のホテルにて」
カトリーヌ・ドヌーブ主演で、アンドレ・テシネ監督、ブルーノ・ニュイッテン撮影、フィリップ・サルド音楽。なんだか、とってもフランス映画!スペインとの国境に近いビアリッツという海辺の町が舞台。パリからやってきて看護婦をしているドヌーブとパトリック・ドベールの大人の恋の物語らしい。

「恐怖のマンハント」
「コンバット・恐怖の人間狩り」という題名でも知られる1976年のカナダ映画。クリフ・ロバートソン、アーネスト・ボーグナイン、ヘンリー・シルバ出演。ベトナム帰りの軍人グループが狩に行き、別グループと撃ち合いになり、一人が殺される。再び狩りに出た両者によって森の中が戦場と化する。

2017年9月 1日 (金)

1984年9月に鑑賞した映画

19日と21日は同じ映画を二度見に行ったのか?それとも、前後編で上映されたのか?

9月03日(月) 彼女について私が知っている二、三の事柄 (下高井戸京王)
9月03日(月) 気狂いピエロ (下高井戸京王)
9月05日(水) ネバーセイ・ネバーアゲイン (新宿ローヤル)

9月11日(火) サン・スーシの女 (テアトル新宿)
9月11日(火) 海辺のホテルにて (テアトル新宿)

9月17日(月) チェスをする人 (三鷹オスカー)
9月17日(月) 株式会社ザ・カンパニー (三鷹オスカー)
9月18日(火) 恐怖のマンハント (テレビ東京)
9月19日21日(水、金) 1900年 (池袋文芸坐)

9月25日(火) 大地のうた (岩波ホール)
9月25日(火) 大河のうた (岩波ホール)
9月25日(火) 大樹のうた (岩波ホール)
9月27日(木) 独立愚連隊 (池袋文芸地下)
9月27日(木) 暗黒街の対決 (池袋文芸地下)
9月??日(?) 白鯨 (TBS)

2017年8月18日 (金)

ソロとイリヤのお気楽スパイ道中

1964年9月から1965年4月にかけての第一シーズンはナポレオン・ソロを中心とした緊張感のあるスパイものだったのに、イリヤ・クリヤキン人気のためか、1965年9月から1966年4月にかけての第二シーズンは二人が事件に対してお気楽に臨むというパターンになっているように思います。もともと古風な二枚目ソロがモテモテだったのに、現代的なクリヤキンがカワイコちゃんにもてるというエピソードも増えています。ちなみに第一シーズンは白黒で、第二シーズンからカラー。

アメリカでの放送は、第一シーズン前半が火曜8時半、後半が月曜8時。第二シーズンが金曜10時。時間が遅くなったものの、10代のファンも多く、翌日は学校が休みなので、特に後退というわけでもなさそう。テレビ局はNBC。

第43話は The Yokon Affair という題名で、本国では1965年12月24日に放映。アラスカでジョージ・サンダースと対決する話。MGMの在庫の映像を挿入しつつ、映画でおなじみの古めかしいゴールドラッシュ時代のアラスカを見せられているようで、なんだか変な感じ。日本を舞台にしたエピソードがあるのかどうか知らないけれど、もしあれば、「007は二度死ぬ」以上に珍妙なものになっているにちがいない。

Uncle2

2017年8月17日 (木)

イリヤ・クリヤキンのコード番号は?

ナポレオン・ソロが0011なら、イリヤ・クリヤキンのコード番号は?胸につけたバッジみたいなのには2とあります。ウェーバリー課長が1ってことは、クリヤキンのほうがソロよりはるかに偉いってこと?

「0011ナポレオン・ソロ」DVD全集から久しぶりに拝見。アメリカでは1965年12月に放映された42話「追跡特急 The Adriatic Express Affair」。アドリア海特急に乗り込んだスラッシュ一味の年配女性の悪だくみをソロとクリヤキンが阻止しようとする話。全体的にぬるい出来栄えで、テレビでゆったり楽しむのにちょうどいい。

クリヤキンがサイケな感じの現代娘に追い回されるのが60年代っぽい。

年配女性を演じているのはジェシー・ロイス・ランディスで、ヒッチコックの「泥棒成金」や「北北西に進路を取れ」の金持ち女性で有名。前者でのグレース・ケリーの母親役は良かったけれど、後者でケイリー・グラントの母親って、まさか!7歳しか違わない。ウェーバリー課長を演じるレオ・G・キャロルも「北北西」に出てたし、「北北西」も「ナポレオン・ソロ」もMGM制作。

彼女に付き添う若い女性がジュリエット・ミルズ。英国俳優ジョン・ミルズの娘で、ディズニーの人気子役ヘイリー・ミルズのお姉さん。60年代は妹の人気に隠れがちだったけど、1970年のテレビシリーズ「ぼくらのナニー」で人気に。家庭的な雰囲気なので、ビリー・ワイルダー監督、ジャック・レモン主演の1972年の「お熱い夜をあなたに」という艶笑喜劇に出演したのが意外でした。

Uncle_2

2017年8月16日 (水)

ももちイズム

6月末にももちが卒業して2か月近く。今後、ボーノの横浜アリーナと「ももがたり」のDVDが発売予定で、そのうち、さよならコンサートも発売されることでしょう。で、今週発売はカントリー・ガールズの5月4日の中野サンプラザでの公演。バランスのいい6人体制での最後のツアー。このあと、ももち卒業だけではなく、グループ自体がイレギュラーな存在となり、個々のメンバーがハロプロの他のグループに振り分けられたり、夏と冬のハロコン以外は学業に専念したり。

オールディーズっぽくって親しみやすいガールズポップスを20曲ほど。ひとつのコンサートが成立するほど独自のレパートリーが増えたこの体制をもう少し見たかったけど、早め早めに変化をつけて今まで人気を保ってきたハロプロだから文句は言うまい。

2017年8月15日 (火)

映画評もまた楽し

作品自体よりも映画に関する文章のほうが好きなんじゃないかと思うことがあって、中学生だった70年代初頭には雑誌スクリーンを毎月愛読していたし、高校二年だった1973年からはキネ旬を定期購読し始めました。なんといっても、その年に出版された植草甚一さんの「映画だけしか頭になかった」の影響が大きい。

アメリカでも60年代や70年代からポーリン・ケイル、アンドリュー・サリス、ロジャー・イーバートという映画評論家が登場し、植草さんのように正統派からちょっとずれた語り口で映画狂を魅了したようです。

で、デビッド・ボードウェルが昨年出版した The Rhapsodes: How 1940s Critics Changed American Film Culture (オフビートな映画狂:いかに40年代の批評がアメリカの映画文化を変えたか)は、彼らの先駆的存在であるオーティス・ファーガソン、ジェームズ・エイジー、マニー・ファーバー、パーカー・タイラーを簡潔に紹介した本です。

オーティス・ファーガソン はジャズ評論家でもあり、ジャズのフィーリングが彼の映画評にも息づいているとしたら、同じくジャズ愛好家だった植草さんにも通じるものがあるのか。評論集 Film Criticism of Otis Ferguson は中古で入手できそう。

有名なジェームズ・エイジーは、小説がピューリッツァー賞を獲得したり、「狩人の夜」や「アフリカの女王」の脚本を書いたり。映画評では無声喜劇に関する「コメディーのもっとも偉大な時代」がよく知られています。評論集は Agee on Film: Criticism and Comment on the Movies が良さそう。

今一番再評価されているのは、画家で美術評論家でもあったマニー・ファーバーだそうです。バル・リュートン、プレストン・スタージェス、サミュエル・フラー、ラオール・ウォルシュ、アンソニー・マンらを評価。なぜか、何年か前に Farber on Film: The Complete Film Writings of Manny Farber という評論集を何年か前に購入。

上述の人たちはハリウッドのB級映画が好きそうだけど、パーカー・タイラーは前衛映画の匂いがします。映画の同性愛に言及した先駆的な存在らしい。私生活を含めたチャップリンのすべてが好きらしい。評論集では The Hollywood HallucinationMagic and Myth of the Movies が有名らしい。

【「市民ケーン」は映画の試金石か?】

001

2017年8月14日 (月)

競歩は面白いのか?

日本選手が銀と銅を獲得したのは喜ばしいけれど、延々何時間もテレビで放映している最後の何十分かを見ていて、「これって面白いのだろうか」という疑問が。きっと、同じところをぐるぐる回っているのがいけないのだと思う。ロンドンの名所をめぐってくれれば、散歩気分で楽しめると思う。

競歩といえば、東京オリンピックを題材にした「歩け走るな!」で、これが最後の主演作となるケイリー・グラントがTシャツとトランクス姿になって、都内を歩き抜ける競技者たちの中に飛び入り参加するエピソードがありました。

ハロプロの新メンバーオーディションは今日が締め切り。残念ながら、「9歳から17歳までの独身女性」という条件を満たすことができない。もし入ることができるならば、楽しい職場アンジュルムに入りたい。可愛い「ふなっき」が先輩になってしまうけど。

«1984年8月に鑑賞した映画 (感想)